二千二年エックスブイ九十三:冥王星の彼方のアイスワールドに大気の可能性

2026年05月05日 スペイン語から翻訳・公開

冥王星の彼方にある2002 XV93と名付けられた小さな太陽系天体に、かすかな大気が存在する可能性がある。確認されれば、既知の同サイズの天体としては初めての特徴となる。この発見は、カイパーベルトの氷の世界が考えられていたほど不活性ではないことを示唆していると、天文学者・有松浩氏は述べている。これまで、この領域で大気の存在が確認されていたのは冥王星だけだった。

説明: 赤みがかった氷の天体2002 XV93が、冥王星の彼方の暗い宇宙空間に浮かんでおり、青みがかったかすかな大気の霞がそれを取り巻いている。

ほぼ氷点下の点で大気を検出する方法 🌌

有松氏のチームは、ハワイのすばる望遠鏡を用いて恒星食を観測した。これは、天体の背後を恒星が通過する際の光を測定する方法である。大気が存在すれば、光は突然遮断されるのではなく、徐々に減光する。直径約600kmの2002 XV93のデータは、この緩やかな減光を示した。大気は極めて薄いと考えられるが、その存在は、完全に凍結していると考えられていたこの天体で、氷の昇華などの活発な地質学的プロセスが進行していることを示唆する。

冥王星だけが、このファミリーの中でガス状の「お腹」を持つ唯一の存在ではなくなった 🎈

これまで、冥王星はこの地域で唯一、自身の大気の層を持つ、いわば「地区の主役」だった。しかし、2002 XV93が登場し、「おい、ここにも雰囲気があるぞ、ほんの少しだけどな」と言っているようだ。つまり、カイパーベルトは、誰もが自分だけの雲を欲しがる、まるでドライアイスのパーティーのようだ。もし確認されれば、教科書を見直す必要があり、ついでに、あの暗闇に他に何が隠されているのか、疑問に思うことになるだろう。