浜口、生と死についての三時間の瞑想でカンヌに再び

2026年05月17日 スペイン語から翻訳・公開

濱口竜介がカンヌで発表したAll of a Suddenは、3時間を超える作品で、資本主義の危機、芸術の避難所としての役割、そしてユマニチュード哲学を織り交ぜている。物語は、パリの老人ホームの施設長と、末期がんの日本人劇作家を追い、彼らの絆と、ケアと尊厳に基づく社会の再考の必要性を探求する。

薄暗いパリのアパートで、陶器のティーカップを手にした高齢の女性と、ヴィンテージのノートパソコンを打つもう一人の女性を映す、割れた鏡。手書きの脚本の1枚が木の床に舞い落ちる。映画のようなフォトリアリスティックなスタイル。柔らかな窓からの光が長い影を落とし、空中に浮かぶ埃の粒子。背景には使い込まれた革張りの肘掛け椅子。タイピングする手には医療用リストバンド。浅い被写界深度による技術的な構図。落ち着いたアースカラーの中に、一つの青い病院用毛布がアクセント。紙の質感や布地の織り目が超詳細に描写されている。

ユマニチュードとカメラ:ケアを映す濱口メソッド 🎥

濱口はここで、長回しの会話と日常の観察へのこだわりを発揮しつつ、初めてパリの屋外ロケを加えている。映画は、効率よりも人間の絆を優先する老年介護モデルであるユマニチュード哲学に基づいている。技術的には、監督は固定カメラとスロートラッキングショットを用いて微細な身振りを捉え、環境音と沈黙がリズムを刻む。作為は一切ない。

3時間の上映時間、あなたはまだ夕食を決めかねている 🍿

そう、3時間だ。濱口は再び、重い消化のように長く続くショットであなたの膀胱と忍耐力を試す。だが待て、今回は車も神秘的な森もない。車椅子の高齢女性たちを見つつ、末期の劇作家が哲学的な真珠のような言葉を紡ぐのを見ることになる。パリの老人ホームよりも自分の仕事人生の方が混沌としていないと感じたい時に最適だ。