FWC二十六:眼鏡が必要なワールドカップのタイポグラフィ

2026年06月26日 スペイン語から翻訳・公開

2026年W杯は、ポスターやユニフォームでインパクトを与えるためにデザインされた「FWC26」という書体を導入します。しかし、その詰まった装飾的なスタイルは、小さな画面での可読性に問題を引き起こします。テレビやスマートフォンでは、国名が分かりにくくなり、南アフリカを表す「RSA」のような略称も識別が困難です。視聴者にとっての明瞭さは二の次になっています。

サッカーユニフォームの生地を超接写した画像。文字が密に詰まった装飾的な書体がプリントされており、虫眼鏡を当てると文字がぼやけて重なっている様子が見える。横には小さなスマートフォン画面があり、判読不能な国の略称が表示されている。テレビ画面が歪んだ書体とともにスクロールするモーションブラー効果。テクニカルイラスト風のスタイルで、布地に影を作る厳しいスタジオ照明。フォトリアリスティックな繊維のディテール。拡大すると繊維が見える。鮮明な部分とぼやけた部分の間で劇的な焦点の変化がある。

カーニングと解像度の問題 🧐

このデザインは、機能性よりも美観を優先しています。タイポグラフィにおいて、カーニング(文字間のスペース)は、視覚的に印象的な効果を生み出すために最小限に抑えられています。低解像度やコントラストの低い画面では、文字が融合し、略称はその形を失います。スマートフォンでリアルタイムの統計情報を追跡するファンにとって、RSA、KSA、USAを解読することは、推測ゲームと化します。FIFAは、ユーザビリティよりも視覚的なインパクトを選択したのです。

タイポグラフィか、現代の象形文字か 🔍

今やスコアボードを見ることは、視力検査のようになりました。画面に「RSA」と表示されても、それが南アフリカなのか、FIFAの新しい略称なのかわかりません。もうすぐ、ブラジルとベルギー、どちらがプレーしているのかを知るために虫眼鏡が必要になるでしょう。少なくとも、デザイナーたちは、ユニフォームが写真で素晴らしく見えるように確保しました。たとえ、どの国が0-3で負けているのか誰も分からなくても。